• 2016.02.08
  • ありきたり

    小さいコドモのいる友人が言った。
    結婚して間もなく子供が生まれて、生活が変わってしまった。
    好きで買った家具のつくり(ローテーブルの天板の角とか)が子供には危険なので、
    使えるときがくるまで家具を押し入れにしまっている。
    しかし2人目を生むとなると、使えるときはいつになるやらワカラナイし、
    好きだったもの(こと)をガマンし続けるとなると、
    自分たちは2人目を作りたいのかも、なんだかワカラなくなってきた。
    いちばん守りたいと心底思うのは、いま生まれている子供になっちゃったけど
    独身時代から持っているお気に入りの荷を処分する気にもならない。

    住まいに対してモノが多いところに子供に関する物がどんどん増えていき、
    掃除しても直後に子供が汚すので、汚れなんかどうでもよくなった。
    キレイな部屋に住むのは諦めたものの、物の多さに窮屈さを感じる、、、

    とのことで・・・・・めちゃワカる。ーー;;
    (ウチには関係ないことのようで、もし夫と死別したりリコンでもすれば
     今所有してる荷量の4/5は処分しないと、私は自分で自分を養えない。)

    使えるのがいつになるやらって家具数点を思い切って捨てたら
    いきなり空間が広くなって、開放感という幸せが手に入るのだろうが、心は
    「好きで置いているので、窮屈だろうがそれがどうした!」とも
    「潔く捨てて未練もナシ!」ともならず。
    どっちつかず窮屈な気持ちのまま、日々はどんどん過ぎていくよね〜というハナシ。
    そしていつのまにやら、選ばざるをえないものになじむのだけど。


    友人にとっては家具・インテリアへの拘りはすごく大切なことで
    そういえば、この友人からの影響で私もインテリアに興味を持ったのを思い出した。
    お洒落に暮らすことに重きを置いていた彼女なのに
    期間にしてたかだか2年のうちに大事なものの優先順位が変わり、
    いままで好きだったものに迷いが出ている。その様を見て
    私はさみしいよりも、人間として信用できる素敵な女性だと思った。


    去年買った椎名林檎のアルバムに「ありきたりの女」という曲がおさめられているが
    なにかへの未練でシンドイときに聴くと気持ちがちょっとラクになるので、聴いてしまう。
    「(子供を持ったために)代わりに失ったわたしのあの素晴らしき世界、goodbye」
    「どれほど深く嘆こうとも帰れやしない、わたしは今やただの女」
    この歌詞に、爽やかな希望を感じるメロディ。
    音を聴き流すだけではわからなかったが、
    歌詞カードを読んでから初めて曲にじんわりきて、涙がぽろりと出た。
    椎名林檎の曲の中でも特に好きな1曲になってる。
    (椎名林檎本人はありきたりの女とは思わないけれど、
     ありきたりの部分もしっかりあるんだろーな。)

    アメリカのメーカーのドールをコレクションするようになって
    自分の英語のできなさにガックリしっぱなしだが
    どうせ日本語しかわからないのであれば
    日本語にウットリする瞬間を味わないと勿体いない。
    日本語の素晴らしい歌詞のニュアンスを理解して
    メロディ、使われている楽器との組み合わせ、歌い手本人のイメージを重ねて感動できて、ヨカッタ。。。
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    梅松 竹子

    Author:梅松 竹子

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